現代ユウモア全集 7巻『手製の人間』 岡本一平

現代ユウモア全集 7巻『手製の人間』 岡本一平

岡本一平

本体2700円 + 税

読む

内容紹介

【ご注意】※この電子書籍は紙の本のイメージで作成されており、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。

日本近代漫画の礎を築いた、ストーリー漫画の先駆者が描いた大正期の傑作15作品を収録。

岡本一平は、大正期から昭和初期に朝日新聞の紙面で「漫画漫文」作者として活躍した、当時最も人気の漫画家。近代漫画の礎を築き、ストーリー漫画の原型は一平に始まると言われている。妻・かの子は歌人で小説家。一人息子の太郎は「芸術は爆発だ」という名言を残し、大阪の万博記念公園に建つ「太陽の塔」を生んだ。まさに芸術を爆発させた家族だった。
本巻は、「戀の彌次喜多」〜「刀を抜いて」、「無銭不戦」、「笑いの斷片」まで15作品。一平の大正期の傑作ばかりで、自身もお気に入りの作品を収めた傑作集の趣がある。従って、当時の雑誌、新聞に発表された作品ばかりで、書き下ろしはない。
特に「戀の彌次喜多」から始まる前半の「弥次喜多」シリーズは、右→文章、左→漫画の見開き形式で展開されるユニークな作品。後に発展する紙芝居と同じ形式。脚本だが、見開きだから字数が限定される。的確な表現で会話を進め、きちんとオチも入る、一平の才能が垣間見られる。さらに「無銭不戦」は、見方によっては鋭い反戦諷刺とも理解される作品。金を貰わなければ戦わない、金があれば何でもする、という発想は、大正デモクラシーの時期とはいえ、諷刺的な傾向が強すぎ、当局には強い反戦思想と理解された。だが、後に溝口健二監督で映画化され、「刀を抜いて」についても、マキノ雅弘監督、坂本九主演で映画化(「九ちゃん刀を抜いて」)されている。
発刊当時の書籍を新たに全ページスキャンしているので、本巻はFIX形式。本文の旧字体総ルビはもちろん、デザインもそのまま忠実に再現している。解説文は日本のユーモア文学研究の第一人者・浦 和男。付録には、当時の月報や外箱など、当時の貴重な資料を収録する。

(電子版 2025年5月30日配信開始)

※この作品は一部カラーが含まれます。

同じジャンルの書籍から探す

写真甲子園 シャッターガール moment 教誨 涅槃の月 おんな隠密闇裁き 共震 赤パンラプソディ 君はレフティ P+D BOOKS 詩城の旅びと 花蝶屋の三人娘 孔雀からの果たし状 小説 S エス―最後の警官― 1 パンダモニウム! P+D BOOKS 死刑囚 永山則夫 川は流れる 恋愛体験ノベル Almost True Story4 恋愛偏差値【短編】 〜モテ系OLアサミのイマジネーションセックス〜 暗号解読士 九條キリヤの事件簿 色川武大・阿佐田哲也 電子全集4 色川文学のエッセンス『百』『遠景 雀 復活』ほか 口中医桂助事件帖6 想いやなぎ

次回配信の予定

2026 9/14 月曜日
  • キャラクター超ひゃっか おねがいアイプリ アイプリずかん/アイプリ製作委員会、タカラトミーアーツ
  • 腐魚の海/月村了衛

2026 9/15 火曜日
  • GOAT meets02/金原ひとみ、朝吹真理子、小田雅久仁、乗代雄介、イラン

2026 9/16 水曜日
  • 星のたねまき/ハン・ダムヒ、すんみ
  • ハザードランプ/芦沢央

2026 9/18 金曜日
  • 夢幻∞シリーズ 冥界パティスリー 第28話 六文銭デスゲーム/大平しおり、ゆうしよう
  • 小学館ジュニア文庫 探偵ハイネは予言をはずさない アーバン・レジェンド・ラプソディ/南房秀久、わたあめ
abj

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号6091713号)です。
ABJマークの詳細、ABJマークを掲示しているサービスの一覧はこちら。https://aebs.or.jp/