週刊文春元トップ記者が描く日韓戦後秘史!
「シン」と「重光」——二つの名前を使い分け、男は日韓の運命を動かすフィクサーとなった。
週刊文春元トップ記者が圧倒的取材で描く重厚ノンフィクション。週刊ポストの衝撃連載「シンと重光」が、大幅加筆されついに書籍化。
昭和の妖怪・岸信介、韓国大統領・朴正熙、東声会・町井久之、KCIA・李厚洛・・・・・・。八十三円を握りしめ、船で日本海を渡った男は、なぜ巨大な人脈と富を手に入れられたのか。
日韓にまたがる巨大財閥・ロッテの創業者、重光武雄。その生涯を「表」の栄光だけでなく、これまで多く語られることのなかった「裏」の政財界人脈からも炙り出す。
<主な内容>
序章 日韓をつないだ政商の「血と骨」
第一章 八十三円を握りしめて
第二章 「シン」と「重光」のはざまで
第三章 チューインガム戦争と政界工作
第四章 母国への帰還
第五章 ロッテオリオンズ誕生と岸信介
第六章 KCIAとの太いパイプ
第七章 日本海を股にかけて
第八章 繁栄の代償
第九章 兄弟の亀裂と悲しき晩年
終章 政商から「日韓の架け橋」へ
(底本 2023年4月発売作品)
2024 | 11/20 | 水曜日 |
2024 | 11/22 | 金曜日 |
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