僕らが愛した手塚治虫 3
二階堂黎人
本体1000円 + 税
読む
内容紹介
手塚治虫への愛と蘊蓄が溢れる長編エッセイ。
漫画の神様・手塚治虫の足跡を追ううちに長じてミステリ作家となった著者が、溢れ出る手塚への愛と造詣を綴った長編エッセイシリーズ、文庫化第3弾! 編集魔として知られる手塚の描き換えの変遷、コミックス刊行に際してカットされたシーンを“ムシの眼”で追いながら、作品に秘められた人間・手塚治虫の息づかいまでをクローズ・アップ。名作群の読み方が一変する、比類なき探究記です。
少年期からの手塚体験を、最近の研究成果を交えつつ編年ごとに描いていくこのシリーズ、今回は青年劇画の氾濫により低迷を余儀なくされた手塚治虫が、『ブラック・ジャック』『三つ目がとおる』で不死鳥のように少年漫画誌に復活。『ブッダ』『奇子』で青年向け作品でも脚光を浴びる時期を、活写しています。
当初は連載数回で終了するはずだった『ブラック・ジャック』の謎、連載時と単行本で結末がまったく異なる『奇子』など、興味深いエピソード満載です。
今回も描き替えられたりカットされたりした貴重な全集未収録場面を惜しげもなく掲載。カラー口絵と共にお楽しみください。
次回配信の予定
 |
2025 |
7/1 |
火曜日 |
 |
- sabra第4号(2025年夏)/sabra net 編集部
- みんながねむったら/安西水丸、安西カオリ
 |
2025 |
7/3 |
木曜日 |
 |
- ドラえもん科学ワールドspecial 遺伝子のふしぎ/藤子・F・不二雄
 |
2025 |
7/4 |
金曜日 |
 |
- 雨利終活写真館/芦沢央
- 逆説の日本史27 明治終焉編 韓国併合と大逆事件の謎/井沢元彦
- 昆虫博士・牧田習の虫とり完全攻略本/牧田習
- 邪神の花嫁御供 生贄は真実の愛を捧ぐ/田井ノエル、THORES柴本
- 新・教場/長岡弘樹
- 空が、赤く、焼けて 原爆で死にゆく子たちとの8日間/奧田貞子
- 不思議カフェ NEKOMIMI/村山早紀
- 前の家族/青山七恵
- 魔女と黒猫 家庭教師をしたら高慢な姫様に懐かれました/宮野美嘉、毛玉呂
- 笑う四姉妹 ひとつの庭と四つのおうち/金子ユミ
ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号6091713号)です。
ABJマークの詳細、ABJマークを掲示しているサービスの一覧はこちら。https://aebs.or.jp/