死ぬという大仕事

死ぬという大仕事

上坂冬子

本体430円 + 税

読む

内容紹介

女流作家の話題の遺作がついに電子化!

2009年4月14日に死去した作家・上坂冬子氏の遺作を電子化。08年秋にがん再発が見つかり、手遅れと言える状態から、「緩和ケア」医療を選択することで残された時間を有意義に生きた記録。それは同時に、自らの病状を受け入れて、「いかに自分らしく死ぬか」を徹底して追求した時間でもあった。
 また上坂氏は、望む治療が受けられない「がん難民」が多発する医療制度に疑問を抱き、自らの闘病を詳細に明かすとともに、病室で医師らにインタビューして原稿にまとめた。かつてない赤裸々な筆致で末期がん患者の本音と真実が語られた「最後の傑作」である。
 発売当初から大反響が起きて原書は版を重ね、「死」をテーマとしたノンフィクションとしては異例のベストセラーとなった。
 文庫化に当たり、当時の主治医ほか医療スタッフに再取材し、この3年間で医療現場、緩和ケア体制がどのように変わったかを追補したものを電子化した。

同じジャンルの書籍から探す

ファスト・カレッジ 〜大学全入時代の需要と供給〜(小学館新書) 猪瀬直樹電子著作集「日本の近代」第7巻 欲望のメディア ピッカピカの一年生を作った男 読むヨガ 〜ポーズをとらなくても心も体も軽くなる!〜 ときどき寿 消えたモナ・リザ 逆説の日本史26 明治激闘編 日露戦争と日比谷焼打の謎 覆す力(小学館新書) うちの嫁は児童虐待サバイバー 〜彼女の生きてきた壮絶な16年間を見てほしい〜 安倍晋三 沈黙の仮面 その血脈と生い立ちの秘密 心の言葉 あなたを変える「気づき」 アラ還とは面白きことと見つけたり 「正しい」とは何か? 武田教授の眠れない講義 雑学の威力(小学館新書) 28人の幸せ離婚〜あなたに似た彼女〜 第一回

次回配信の予定

2025 7/7 月曜日
  • あしたやさしくなれますように/はしもとみお

2025 7/9 水曜日
  • 妖怪サトリのウロコ落とし/長谷川まりる、てんてこ
  • 盗んで食べて吐いても/桜井美奈

2025 7/10 木曜日
  • P+D BOOKS 馬よ花野に眠るべし/水上勉
  • P+D BOOKS 苦の世界/宇野浩二
  • 演芸写真家/橘蓮二
  • ゾウがやってきた/ホリー・ゴールドバーグ・スローン、三辺律子
  • 渇愛 ~頂き女子りりちゃん~/宇都宮直子

2025 7/11 金曜日
  • 「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」と架け橋プログラム ~子どものためのスムーズな幼保小連携~/神長美津子
  • ポケモンをさがせ! あたらしいぼうけん/姫野よしかず
abj

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号6091713号)です。
ABJマークの詳細、ABJマークを掲示しているサービスの一覧はこちら。https://aebs.or.jp/