警視庁監察係(小学館新書)

警視庁監察係(小学館新書)

今井良

本体800円 + 税

読む

内容紹介

警察官に最も怖れられる組織の実態に迫る!

 警察庁のまとめによると、2016年の1年間に不祥事で懲戒処分を受けた警察官は266人に上る。そのうち、逮捕者は81人。前年より9人増えている。内訳は不倫、盗撮、強制わいせつ、セクハラ、パワハラ、窃盗、詐欺、横領、飲酒運転・・・・・・法を遵守するはずの警察官による不祥事。メディアに報じられることなく、警察を追われた者はもっと多いのが実態だ。不祥事の芽を摘むため、情報収集しては内偵し、処分するのが監察係の仕事だ。そして、一旦目を付けられたら、絶対に逃げることはできない。「監察に睨まれたら、それは警察官としての死を意味する」とは、現役の警視庁刑事の言葉だ。
 出世の道が閉ざされるのは、当たり前。自宅から片道3時間かかる所轄への異動などで依願退職に追い込むこともある。所轄署の署長候補となったら、1年間は監察係が徹底的に素行調査を行い、怪しい交友関係などがわかった場合には、なかったものとされる。また、署長に昇進しても敵対勢力からの接触を防ぐために、やはり監視は続くのだ。
 警視庁担当記者が実際に取材した、すべて実話の完全ドキュメント。テレビドラマではわからない監察係の修羅は凄まじい。

同じジャンルの書籍から探す

獲る 食べる 生きる 〜狩猟と先住民から学ぶ“いのち”の巡り〜 いつでも母と 自宅でママを看取るまで P+D BOOKS 日蔭の村 生き延びるための昭和100年史(小学館新書) 心を豊かにする言葉術(小学館101新書) がんの花道 患者の「平穏生」を支える家族の力 消された外交官 宮川舩夫(小学館新書) うらさだ つけびの村 〜山口連続殺人放火事件を追う〜 これからの競馬の話をしよう(小学館新書) ざんねんな日本史 〜武田騎馬軍団はポニーに乗ってやってきた〜(小学館新書) メイド・イン・オキュパイド・ジャパン 日本はこうしてつくられた2 〜鎌倉殿と北条一族 歴史は辺境から始まる〜 いっしょにいるよ—子どもと裁判に出た犬 フランとハッシュの物語 猪瀬直樹電子著作集「日本の近代」第8巻 日本人はなぜ戦争をしたか 昭和16年夏の敗戦 池上彰の世界の見方 15歳に語る現代世界の最前線

次回配信の予定

2025 12/22 月曜日
  • キャラクター超ひゃっか ポケットモンスターわくわく大しゅうごう!!/小学館

2025 12/25 木曜日
  • オニのせつぶんたいじ/岡田よしたか

2025 12/26 金曜日
  • 現代ユウモア全集 14巻 『晴れ後曇り』 細木原青起/細木原靑起
  • 辻邦生電子全集 4巻 初期小説 『廻廊にて』『夏の砦』ほか/辻邦生
abj

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号6091713号)です。
ABJマークの詳細、ABJマークを掲示しているサービスの一覧はこちら。https://aebs.or.jp/