色川武大・阿佐田哲也 電子全集9 色川武大の交遊録『街はきまぐれヘソまがり』『無芸大食大睡眠』ほか
著/色川武大
著/阿佐田哲也
本体2000円 + 税
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内容紹介
文壇から芸能界まで、多数の人々との交遊録風エッセイを、色川名義及び阿佐田名義の4作品に小篇46篇を一挙収録。
文壇から芸能界まで多数の人々との交遊録風のエッセイを収録。色川名義の『街は気まぐれヘソまがり』、『ぼうふら漂遊記』から、阿佐田名義の『無芸大食大睡眠』、『阿佐田哲也の怪しい交遊録』まで4作品に小篇46篇を収録。
『街はきまぐれヘソまがり』(1986年8月〜1987年7月「アサヒ芸能」連載)は、57歳の色川が、昭和末期の街をぶらつきながら綴った一冊で、著名人から市井の人物まで“街の人々”を生き生きと描いたエッセイ集。『ぼうふら漂遊記』は「通訳兼助手兼自称弟子」の女相棒・アンと世界中の賭場巡りをする様子を描く。
『無芸大食大睡眠』の“大睡眠”は持病ナルコレプシーのこと。「過ぎ去った時代というものが、一木一草にいたるまでなつかしい」との記述から、回想モードに満ちた作品。『阿佐田哲也の怪しい交遊録』は筆者の圧倒的な人脈の幅広さを示している。
また、2017年に単行本未収録エッセイから編まれた『戦争育ちの放埒病』の収録作品を中心に、筆者が薫陶を受けた先輩作家・藤原審爾、有馬頼義、川上宗薫ら、多彩な面々との思い出や交遊を綴った小篇46篇も収録。
解説は、詩人で文芸評論家の荒川洋治氏。特別寄稿として、同じ年生まれの作家・加賀乙彦氏が、色川武大の思い出を語る。付録として、『ぼうふら漂遊記』、「別れの刻」、「吉行さんの視線」生原稿や、直筆のルーレット「ヨーロピアンタイプのホィール(回転板)とレイアウト」などを収録する。
次回配信の予定
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2025 |
7/1 |
火曜日 |
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- sabra第4号(2025年夏)/sabra net 編集部
- みんながねむったら/安西水丸、安西カオリ
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2025 |
7/3 |
木曜日 |
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- ドラえもん科学ワールドspecial 遺伝子のふしぎ/藤子・F・不二雄
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2025 |
7/4 |
金曜日 |
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- 雨利終活写真館/芦沢央
- 逆説の日本史27 明治終焉編 韓国併合と大逆事件の謎/井沢元彦
- 昆虫博士・牧田習の虫とり完全攻略本/牧田習
- 邪神の花嫁御供 生贄は真実の愛を捧ぐ/田井ノエル、THORES柴本
- 新・教場/長岡弘樹
- 空が、赤く、焼けて 原爆で死にゆく子たちとの8日間/奧田貞子
- 不思議カフェ NEKOMIMI/村山早紀
- 前の家族/青山七恵
- 魔女と黒猫 家庭教師をしたら高慢な姫様に懐かれました/宮野美嘉、毛玉呂
- 笑う四姉妹 ひとつの庭と四つのおうち/金子ユミ
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