宮尾登美子電子全集19『女のあしおと/もう一つの出会い/地に伏して花咲く/女のこよみ/生きてゆく力』
宮尾登美子
本体1400円 + 税
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内容紹介
定評ある自伝的随筆5作品を収録。付録は宮尾登美子を取材した、評伝の著者へインタビュー!
波乱万丈の人生を送った宮尾は、自身の人生を小説のモチーフとしただけでなく、随筆にも綴っている。『女のあしおと』には17歳で結婚して満州に渡り、苦難の末に引き揚げてきた体験、病苦、離婚、そして再婚後に上京など、自分が辿ってきた道程を語った「浮き沈み五十年」などが収録されている。『もう一つの出会い』は、儘ならない人生に七転八倒しながらも、文学への志を貫く中で出会った人々、折々の想いを書き留めた作品だ。一方、『地に伏して咲く』では少女時代からの半生に加え、宮尾作品についての背景や登場人物についても触れていて興味深い。『女のこよみ』は四季の移ろいの中での出会いと別れ、高知の農村で暮らした日々などが描かれる。『生きてゆく力』には、幼い頃に一緒に暮らした芸妓娼妓になるための幼女“仕込みっ子”たちの行く末などを、万感の想いを込めて書いている。
付録では、評伝『宮尾登美子 遅咲きの人生』の著者で元・新聞記者の大島信三さんが、取材を重ねた彼ならではの視点で人間・宮尾登美子を語っていく。
※この作品にはカラー写真が含まれます。
次回配信の予定
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2025 |
7/1 |
火曜日 |
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- sabra第4号(2025年夏)/sabra net 編集部
- みんながねむったら/安西水丸、安西カオリ
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2025 |
7/3 |
木曜日 |
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- ドラえもん科学ワールドspecial 遺伝子のふしぎ/藤子・F・不二雄
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2025 |
7/4 |
金曜日 |
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- 雨利終活写真館/芦沢央
- 逆説の日本史27 明治終焉編 韓国併合と大逆事件の謎/井沢元彦
- 昆虫博士・牧田習の虫とり完全攻略本/牧田習
- 邪神の花嫁御供 生贄は真実の愛を捧ぐ/田井ノエル、THORES柴本
- 新・教場/長岡弘樹
- 空が、赤く、焼けて 原爆で死にゆく子たちとの8日間/奧田貞子
- 不思議カフェ NEKOMIMI/村山早紀
- 前の家族/青山七恵
- 魔女と黒猫 家庭教師をしたら高慢な姫様に懐かれました/宮野美嘉、毛玉呂
- 笑う四姉妹 ひとつの庭と四つのおうち/金子ユミ
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