書くインタビュー 3

書くインタビュー 3

著/佐藤正午

聞き手/東根ユミ

本体600円 + 税

読む

内容紹介

僕はお金欲しさに小説書いてるんじゃない!

「作家はいざパソコンを前にキーボードを打ちはじめると──いったん物を書く現場の時間の流れに入ってしまうと──原稿料のことなど忘れてしまいます。自分が書いている原稿を、より良いもの、より読ませるものにするために頭を使います。エッセイでも書評でもそして小説でも、何でもおなじです。
 読まれ方はどうあれ、書くほうは、何を書くにも絶対に力を抜いたりはしないんです。そうしないと物を書く張り合いがないからです。力を抜いたりすると、抜いたとたんに、物を書くことに何の面白みも見出せなくなるからです」(本文より)

20年ぶりに長編小説の書き下ろしを始めた作家。
連載ではなく、「書いても書いても原稿料を貰えない」現場では、自身の台所事情とは別に、「小説を書くこと」について、いろいろと思うところも——。

最新作『月の満ち欠け』の執筆開始から第一稿完成までとまったく同じ時期、小説名人・佐藤正午が語っていた、「小説を書くこと」についてのすべて。

同じジャンルの書籍から探す

週刊ポストsepia 昭和の最強軍団 将棋カメラマン 〜大山康晴から藤井聡太まで「名棋士の素顔」〜(小学館新書) コミック版 逆説の日本史 古代暗闘編 高橋和巳・高橋たか子 電子全集 第16巻 高橋たか子 エッセイ1『魂の犬』ほか 三浦綾子 電子全集 小さな一歩から 三浦光世 電子選集 死ぬという大切な仕事 〜妻・三浦綾子と歩んだ40年〜 おれたちを齧るな! わしらは怪しい雑魚釣り隊 僕を作った66枚のレコード 世界が感動する日本の「当たり前」(小学館新書) 三浦綾子 電子全集 なくてならぬもの―愛すること生きること 日本をダメにした財務省と経団連の欺瞞 名字でわかる あなたのルーツ〜佐藤、鈴木、高橋、田中、渡辺のヒミツ〜 虫屋の落とし文 JFAの挑戦 〜コロナと戦う日本サッカー〜 中上健次 電子全集1 『紀州熊野サーガ1 竹原秋幸三部作』 桐谷さんの株主優待ライフ

次回配信の予定

2025 9/17 水曜日
  • 100年歩ける! デュークズウォーキング コンプリートBOOK ~大ヒット「トルソー」から最新「デスクウォーク」まで~/デューク更家

2025 9/18 木曜日
  • アイとムリ/デイヴ・エガーズ、代田亜香子
  • 探偵小石は恋しない/森バジル

2025 9/19 金曜日
  • 蜻蛉の夏/垣根涼介
  • 夢幻∞シリーズ 冥界パティスリー 第22話 時空を超えた殺人/大平しおり、ゆうしよう
abj

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号6091713号)です。
ABJマークの詳細、ABJマークを掲示しているサービスの一覧はこちら。https://aebs.or.jp/