色川武大・阿佐田哲也 電子全集12 色川流“食美学”『三博四食五眠』ほか
著/色川武大
著/阿佐田哲也
本体2000円 + 税
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内容紹介
色川の個性的な“食美学”を綴ったエッセイ集『喰いたい邦題』、『三博四食五眠』に、書評、文庫解説等48篇。
食に関するエッセイ2冊と、「書評」「解説」「自作について」等を収録。『喰いたい邦題』の「あとがき」で「私のこれまでの五十年を通じて、一番印象に残っているのは、敗戦前後の飢餓時代に、たまに口にすることのできた銀シャリだった」と語るように、色川の“食美学”は、米とか、味噌とか、豆腐とか、日常茶飯の物をこそ吟味することにあった。
豪快無比な人生を味わい深く彩る食の数々の中で、色川が狂おしいほど愛していたのは「ふりかけ」であったというオチもついている。
『三博四食五眠』は単行本未収録だった、数々の「暴飲暴食の記」20篇を集め、2017年に発売されたアンソロジー集。 睡眠発作症(ナルコレプシー)に悩まされながらも、「呑む・打つ・喰う」の日々が描かれている。
その他、「書評」27篇、解説13篇、自作品について(受賞の言葉を含む)8篇も収録。親交が深かった吉行淳之介や小林信彦の作品解説、八木義徳や半村良といった少し意外な作家の作品書評も見受けられる。解説は、詩人で文芸評論家の荒川洋治氏。
次回配信の予定
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2025 |
6/2 |
月曜日 |
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- 歌舞伎町弁護士(小学館新書)/若林翔
- 近親性交 ~語られざる家族の闇~(小学館新書)/阿部恭子
- 消された外交官 宮川舩夫(小学館新書)/斎藤充功
- 女性議員は「変な女」なのか(小学館新書)/野田聖子、辻元清美
- それいゆ文庫 いっしょにごはんは、家族だよ! ~不器用な僕たちのほっこり飯~/水戸けい、福光すうち
- それいゆ文庫 弦月と太陽2 ~二人のあやかし事件簿~/朝陽ゆりね、小倉つくし
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2025 |
6/4 |
水曜日 |
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- GOAT Summer 2025/西加奈子、小川哲、尾崎世界観、市川沙央、チョン・セラン
- パパイアから人生/夏井いつき
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2025 |
6/5 |
木曜日 |
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2025 |
6/6 |
金曜日 |
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- あえてよかった/村上しいこ
- 帰る家もなく/与那原恵
- 花蝶屋の三人娘 紅い爪は死を誘う/有馬美季子
- グッド・シスター/サリー・ヘプワース、梅津かおり
- 小説版 雪風 YUKIKAZE/長谷川康夫
- 千年紡ぎの神語/沖田円、さくらもち
- 天使の刻命本 死神と死者のいとも優美なまちがいさがし/宝杖美季、亀井高秀
- 香港警察東京分室/月村了衛
- 山に抱かれた家 迷い道/はらだみずき
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