「少年時代」の原点となった疎開文学の傑作。
太平洋戦争末期、東京から富山の漁村に疎開した小学5年生の杉村潔。その潔に対して屈折した感情をいだく地元の少年、竹下進。進は潔に表面上は友好的に接しながらも、裏で陰湿な悪事を繰り返し、潔はそれに戸惑う。
都会からの疎開児への地元っ子の愛憎を中心に、戦争の影にゆれる海辺の村で繰り広げられる人間模様を描いた自伝的作品。
のちに「少年時代」として漫画化、映画化もされた。特別に映画「少年時代」の脚本を手掛けた山田太一氏の解説(1989年執筆)も併録。
2024 | 12/16 | 月曜日 |
2024 | 12/17 | 火曜日 |
2024 | 12/18 | 水曜日 |
2024 | 12/19 | 木曜日 |
2024 | 12/20 | 金曜日 |
ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号6091713号)です。
ABJマークの詳細、ABJマークを掲示しているサービスの一覧はこちら。https://aebs.or.jp/