物語の海を泳いで

物語の海を泳いで

角田光代

本体1440円 + 税

読む

内容紹介

角田光代が読んだ、至福の350冊!

「本のなかに書かれた言葉、そこで起きたできごと、そこで生きる人々、そこに漂う空気を五感と感情で体験すること、それが、本を読む、ということなのだ」
心に残る、あの本この本を、なんと350冊! 直木賞作家・角田光代のとびきりの読書案内。
全三章の構成。
第一章「物語に出合う」——少女時代に読んだ『長くつ下のピッピ』『100万回生きた猫』から、太宰治・林芙美子・開高健・向田邦子、そして大島弓子・岡崎京子の漫画作品までを愛をこめて描く、感動的なエッセイ16篇。
第二章「心に残る、あの本この本」——ジョン・アーヴィング、イーユン・リー、ベルンハルト・シュリンク、ミランダ・ジュライから井上荒野、伊坂幸太郎、江國香織、奥田英朗、桐野夏生、佐野洋子、橋本治、吉田修一、綿矢りさ、など、小説からエッセイ、ノンフィクションまで、多彩な作品を語る書評(感想文)。読むだけで思わず本屋さんに走りたくなる、熱い読書案内60本。
第三章「わたしの読書日記」——2007年秋から2018年夏までの幸福な読書の日々を描く29篇。まさに〈本がわたしを呼んでいる!〉。
   *
《どこでも本を読む。ソファでもベッドでも風呂でもトイレでも読む。
外に出るときも鞄に本を入れる。入れ忘れると途方に暮れる。
旅に出るときも日数に合わせて何冊かの本を持参する。
この本の冊数選びを間違うと、これまた旅先で途方に暮れる。》——「あとがき」より

同じジャンルの書籍から探す

たおリズム 福永武彦 電子全集15 『別れの歌』、随筆の家としてI。 恋愛がらみ。 不器用スパイラルからの脱出法、教えちゃうわ 哈日杏子のニッポン中毒 日本にハマッた台湾人 トーキョー熱烈滞在記 メイド・イン・オキュパイド・ジャパン 庄野潤三電子全集 第15巻 エッセイ2 1966〜1975年 「庭の山の木」ほか 石田衣良がマンガで伝授!創作才能の磨き方 ~人気作家の創作の極意2~ パイプのけむり選集 話 虫の文学誌 40代ご無沙汰女子の、ざんねんな婚活 〜婚活して初めて気づいた、人生において大切な17のこと〜 2015年放射能クライシス   会社員 自転車で南極点に行く 高橋和巳・高橋たか子 電子全集 第17巻 高橋和巳 エッセイ・評論2『わが解体』ほか 飲むぞ今夜も、東京で 宮尾登美子 電子全集11『菊亭八百善の人びと/日記(昭和48年〜54年)』 70すぎたら「サメテガル」 〜「老害」にならない魔法の言葉〜(小学館新書)

次回配信の予定

2025 5/19 月曜日
  • 欲望100個書いてみた ~派遣女子から年商20億 小田桐あさぎ自伝~/ASAGI(小田桐あさぎ)、高坂ゆう香

2025 5/21 水曜日
  • アカシアの朝/櫻木みわ
  • 運命の終い/奥田亜希子
  • 消えたモナ・リザ/ニコラスデイ、千葉茂樹
  • キャラとメルのおかしなバースデー/えぐちりか
  • はじめての茶道 おちゃをどうぞ/石崎綾子、横須賀香
  • ぷっち ぷりっち たまごっちユニ!/nikki、すえはらみゆ

2025 5/22 木曜日
  • いつもの野菜ひとつで美味レシピ ~おかず、おつまみ、常備菜、使い切りにも。~/小堀紀代美
  • 「見た目が9割」をどう生きる/中野信子、りんたろー。

2025 5/23 金曜日
  • 人生、あれかこれか/土屋眞弓
  • 脇阪克二のアイデア箱 ~つくりながら日々暮らす~/脇阪克二
abj

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号6091713号)です。
ABJマークの詳細、ABJマークを掲示しているサービスの一覧はこちら。https://aebs.or.jp/