猪瀬直樹電子著作集「日本の近代」第4巻 ピカレスク 太宰治伝

猪瀬直樹電子著作集「日本の近代」第4巻 ピカレスク 太宰治伝

猪瀬直樹

本体1000円 + 税

読む

内容紹介

新事実と精緻な推理を駆使し太宰の遺書の謎に迫った傑作評伝ミステリー。

日本文学史の固定観念に挑んだ「評伝三部作」のひとつ、『ピカレスク 太宰治伝』(2000年11月小学館刊行、2007年3月文春文庫)を収録。
新事実と精緻な推理を駆使し、太宰の遺書の謎に迫った傑作評伝ミステリー。
当代一の人気作家・太宰治は、なぜ遺書に「井伏さんは悪人です」と書いたのか。関係者から得た。師と仰いだはずの文豪・井伏鱒二との確執や、度重なる自殺未遂に隠された目論見など、死のうとする太宰ではなく、小説のために目標の設定と破壊を繰り返して勤勉に生きようとした、これまでにない太宰像を彫琢。その勤勉な青年の軌跡に、日本の近代の軋みが浮かびあがる。

文春文庫版に収められた増補「『黒い雨』と井伏鱒二の深層」(『文学界』2001年8月号初出)のほか、巻末の「解題」には、井伏と太宰について縦横無尽に語り合った谷沢永一氏との対話「作家の沈黙 文学の終焉」(『Voice』2001年8月号初出)を収録。また、単行本刊行時に各紙誌に掲載された、鹿島茂、出口裕弘、佐々木幹郎、松永伍一、関川夏央、久世光彦ら各氏による書評を収める。

同じジャンルの書籍から探す

池上彰と学ぶ日本の総理 第12号 鈴木善幸/竹下登 世界が感動する日本の「当たり前」(小学館新書) 愛について/愛のパンセ うさたまのオバ化注意報 三浦綾子 電子全集 われ弱ければ-矢嶋楫子伝 「烈女」の一生 【カラー】コミック版 逆説の日本史 戦国三英傑編 書くインタビュー 3 小栗上野介抹殺と消された「徳川近代」 〜幕臣官僚がデザインしたもう一つの維新〜 カルピスをつくった男 三島海雲 欲望のメディア 僕たちは世界を変えることができない。But, we wanna build a school in Cambodia. 結愛へ 目黒区虐待死事件 母の獄中手記 小学館版 学習まんが人物館 ゴッホ 子どもの本で平和をつくる 〜イエラ・レップマンの目ざしたこと〜 命をくれたキス 「車椅子の花嫁」愛と自立の16年

次回配信の予定

2025 11/10 月曜日
  • 鶴岡八幡宮宮司の鎌倉案内 ~後世に伝えたい歴史と文化~/吉田茂穂

2025 11/11 火曜日
  • 小学館版 新学習まんが人物館 水木しげる/水木プロダクション、村上健司、新井淳也

2025 11/13 木曜日
  • お元気部屋へようこそ/安田夏菜、紙谷俊平
  • P+D BOOKS C席の客/眉村卓
  • P+D BOOKS ベンガルの憂愁/大原富枝

2025 11/14 金曜日
  • 「鬼平犯科帳」を歩く! 長谷川平蔵と大江戸さんぽ/松本英亜
  • しっぽのみじかいトカゲくん/りんたろー。
abj

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号6091713号)です。
ABJマークの詳細、ABJマークを掲示しているサービスの一覧はこちら。https://aebs.or.jp/