永遠の詩07 萩原朔太郎

永遠の詩07 萩原朔太郎

著/萩原朔太郎

選・鑑賞解説/高橋順子

本体800円 + 税

読む

内容紹介

言葉を超えたことばを追及、近現代詩の巨人。

萩原朔太郎は1886年(明治19)、群馬・前橋の医家の長男として生まれた。文学や音楽の才能に恵まれながらも学業では中退を繰り返し、多感な青年時代を過ごす。そして1917年、第一詩集『月に吠える』を発表、以後も数々の名詩集を世に出し、日本の近代詩が現代詩へと変貌する、その原動力となった。朔太郎は、詩のことばを、意味やリズムに仕えるだけのものだとは考えなかった。誰も表現することのできない、たとえば「こころ」などといったものを表現できる、それこそが「詩のことば」なのだと考えた。そのため、彼の詩のことばは、今まで誰も考えなかったような比喩に満ちあふれ、真理を追求しようとする彼の真摯な態度は私たち読者のこころを突き動かす。ページを繰れば、その豊穣なことばの世界に圧倒されるはずだ。結婚生活は収録した58篇すべてに、詩人・高橋順子による鑑賞解説付き。

永遠の詩シリーズは、今日的に意義のある詩人をとりあげ、代表作を厳選しました。わかりやすい解説で、詩があなたにもっと近くなります。

同じジャンルの書籍から探す

ラインマーカーズ 〜The Best of Homura Hiroshi〜 音楽の肖像 天国と、とてつもない暇 三浦光世 電子選集 歌集 夕風に立つ 〜妻・三浦綾子と歩んだ40年〜 生きる〜俳句がうまれる時〜 三浦綾子 電子全集 いとしい時間―愛の歌集 俳句、やめられません〜季節の言葉と暮らす幸せ〜 うつくしいってなに? 永遠の詩06 宮沢賢治 孤独の俳句 〜「山頭火と放哉」名句110選〜(小学館新書) 100歳詩集 逃げの一手 モーツァルトを聴く人 福永武彦電子 全集19 詩人、福永武彦。 詩人になりたいわたしX 俳句を遊べ! 〜コ・ト・バ・を・ア・ソ・ベ!Vol.1〜 永遠の詩04 中原中也

次回配信の予定

2025 12/22 月曜日
  • キャラクター超ひゃっか ポケットモンスターわくわく大しゅうごう!!/小学館

2025 12/25 木曜日
  • オニのせつぶんたいじ/岡田よしたか

2025 12/26 金曜日
  • 現代ユウモア全集 14巻 『晴れ後曇り』 細木原青起/細木原靑起
  • 辻邦生電子全集 4巻 初期小説 『廻廊にて』『夏の砦』ほか/辻邦生
abj

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号6091713号)です。
ABJマークの詳細、ABJマークを掲示しているサービスの一覧はこちら。https://aebs.or.jp/