宮脇俊三 電子全集14 『増補版 時刻表昭和史/昭和八年澁谷驛/時刻表への感謝』
宮脇俊三
本体1000円 + 税
読む
内容紹介
宮脇最高水準の切り口で時刻表を語る2冊を収録。 幼少期を過ごした渋谷駅を、自分史的な角度から戦前の鉄道エポックを綴る!
『増補版 時刻表昭和史』は、1980年刊行『時刻表昭和史』の増補として戦後編を加筆した随筆である。少年時代を過ごした渋谷付近を走る昭和8年の山手線から始まり、昭和20年8月15日に米坂線今泉駅で敗戦を知ったところまでが初回に収録され、同年9月から昭和23年4月までの5編を加えものが本書である。父親が政治家という職業柄、各地方に同行する機会に恵まれ、戦後の学生時代を終えるころまでの鉄道事情をつぶさに表している。あとがきに《いちばん愛着のある本〜》とあるように、代表作の一つといってもいいだろう。
『昭和八年澁谷驛』は前書の第1章や雑誌掲載の渋谷関係の文章などを参考に、昭和2年から13年までの渋谷の様子が綴られ、小学校時代の同級生との対談もリアルな当時が浮かびあがる。
宮脇編著のムックが『時刻表でたどる鉄道史』。明治5年に我が国の鉄道が開業してから平成9年までの鉄道史を、刊行元の豊富な時刻表資料に基づいて分析している。宮脇は「時刻表への感謝」というタイトルで巻頭文を著し、幼少期から時刻表を読んで遊び時刻表に対する親しみを語っている。
付録:宮脇俊三アルバム、連載『最長片道切符の旅』自筆原稿 など2点
【ご注意】※この作品は図表が含まれるのと、付録の原稿が手書きのため、お使いの端末によっては読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。
次回配信の予定
|
2024 |
11/27 |
水曜日 |
|
- ICT支援員という仕事 ~デジタル化時代の学校教育を支える~/五十嵐晶子
- あれ?/unpis
- GOAT/西加奈子、小川哲、尾崎世界観、市川沙央、チョン・セラン
- ジェリコの製本職人/ピップ・ウィリアムズ、最所篤子
- 錦鯉 ~宮澤正明写真集~/宮澤正明
- 不器用のかたち/藤原麻里菜
|
2024 |
11/28 |
木曜日 |
|
- 池上彰の世界の見方 アフリカ ~希望の大地か、暗黒の大陸か~/池上彰
- 女性セブンムック もっとワクワク暮らすために「やめる」「始める」100のヒント ~人生100年時代~/女性セブン編集部
- 燃えつきるまで ~松田宣浩自叙伝~/松田宣浩
|
2024 |
11/29 |
金曜日 |
|
- あなたの生きづらさ“昭和な呪い”のせいでした ~古い価値観から心を開放するメンタルエクササイズ~/松尾知枝
- 現代ユウモア全集 1巻 『後生樂』 坪内逍遙/坪内逍遙
- 庄野潤三電子全集 第15巻 エッセイ2 1966~1975年 「庭の山の木」ほか/庄野潤三
ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号6091713号)です。
ABJマークの詳細、ABJマークを掲示しているサービスの一覧はこちら。https://aebs.or.jp/