辻邦生電子全集 6巻 自伝的作品 『銀杏散りやまず』ほか

辻邦生電子全集 6巻 自伝的作品 『銀杏散りやまず』ほか

辻邦生

本体3000円 + 税

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内容紹介

父の死を契機に執筆された小説『銀杏散りやまず』と自伝的エッセイ等28篇に、妻・佐保子が辻邦生について記した著作『辻邦生のために』『「絶えず書く」人と暮らして』を収録。

『銀杏散りやまず』は、父・辻靖剛の急逝を契機として執筆された小説で、「新潮」1982年4月〜1983年12月まで連載された。その後、辻は連載中に発見され、連載終了後に熟覧する機会を得た459点に及ぶ「辻家文書」について、その発見の経緯や内容を補う加筆のうえ、1989年9月に単行本化した。同作は、親子二代にわたって離れた故郷(甲州)を、再び物語として回復していく過程を描き、「一族の流転譚」ともいえる作品である。
また、同時に収録したエッセイ等28篇を含め、辻邦生の中でも、きわめて私的な動機から出発した内的回想作品の一群となっている。
一方で、辻に最も近い位置でその生活と創作を見続けた他者の目線としての妻・佐保子による回想エッセイ集2冊も収録。うち『辻邦生のために』は、辻邦生という存在を内側から語り直した点に特徴があり、『「絶えず書く」人と暮らして』は、『辻邦生子全集』(新潮社刊、全20巻)の月報文章を纏めたもので、生活の記憶を通して辻文学の成立過程を照射するものとなっている。
解説は歌人・三枝昻之氏が担当。付録として『銀杏散りやまず』創作メモ等を収録する。

※この作品はカラーが含まれます。

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