原発は“安全”か〜たった一人の福島事故報告書〜

原発は“安全”か〜たった一人の福島事故報告書〜

竹内純子

本体900円 + 税

読む

内容紹介

原発再稼働の現状と課題が一目瞭然に。

 各地で再稼働の手続きが進められている原子力発電所は本当に安全になったのか。推進派と反対派の対立が政治、司法の場で先鋭化するなかで、肝心の安全対策の是非は冷静に論じられているとは言えない。2011年に福島第一原発で何が起きたのかを改めて詳細に分析し、その後策定された規制新基準が原発をどこまで安全にしたのか、何が課題として残されているのかを専門家への取材を元に明らかにする。
 いわゆる“原子力村”の論理とは一線を画し、一方で原子力を放棄した場合のエネルギー問題にも光を当てることで、「絶対安全」という“神話”にとらわれない安全思想の落としどころを探っていく。
 著者は元東電社員であり、現在は国際環境経済研究所理事・主席研究員として環境・エネルギー政策に関わり、国連気候変動枠組条約交渉にも参加している。ほかに21世紀政策研究所「原子力損害賠償・事業体制検討委員会」副主査、筑波大学客員教授。
「事故を招いた枠組みや構造を根本から変え、安全神話につながるどんな小さな芽も排除することができなければ、我が国において原子力技術を利用することはもう許されないでしょう」——本書「はじめに」より

【ご注意】※レイアウトの関係で、お使いの端末によっては読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立読みファイルをご確認いただくことをお勧めいたします。

同じジャンルの書籍から探す

平成史 心を育てる保育環境 〜思いと環境をつなぐ 保育の空間デザイン〜 名探偵コナン学習まんが「ニュース探偵コナン」4〜宇宙からの玉手箱〜 無理ゲー社会(小学館新書) 過疎再生 奇跡を起こすまちづくり 〜人口400人の石見銀山に若者たちが移住する理由〜 ドラえもんの社会科おもしろ攻略 都道府県まるわかり地図帳 池上彰の世界の見方 朝鮮半島〜日本はどう付き合うべきか〜 ゴーマニズム宣言SPECIAL 天皇論平成29年〜増補改訂版〜 下巻 黒幕 巨大企業とマスコミがすがった「裏社会の案内人」 池上彰と学ぶ日本の総理 第4号 佐藤栄作 ピンチこそチャンス〜「菜根譚」に学ぶ心を軽くする知恵〜(小学館新書) 予言された世界 ニュースのあとがき 菅義偉の正体(小学館新書) 十三億分の一の男 中国皇帝を巡る人類最大の権力闘争 総括 〜戦後公安事件秘録〜

次回配信の予定

2025 6/12 木曜日
  • 10歳からの“勉強”こうりゃく! ~頭がよくなる88ワザ~/清水章弘
  • P+D BOOKS にぎやかな街で/丸谷才一
  • P+D BOOKS 花石物語/井上ひさし
abj

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号6091713号)です。
ABJマークの詳細、ABJマークを掲示しているサービスの一覧はこちら。https://aebs.or.jp/