侵略する豚

侵略する豚

青沼陽一郎

本体1260円 + 税

読む

内容紹介

ある日、太平洋を越えて種豚がやってきた。

本書は食をめぐる本格ノンフィクションであり、同時に日米の貿易問題を理解する解説書です。
「侵略する豚」は、小学館のWEBマガジン「ブックピープル」で57回にわたり連載されました。その間誕生したトランプ政権はTPP離脱を決め、それに代わる日米交渉はさらに厳しくなると予想されています。また、中国国家主席の習近平は米国との距離を縮め、著者の分析通りなら食料戦略で足並みをそろえようとしています。
その米中の意図と日本が抱えるリスクを、著者は豚肉を題材に徹底取材しました。
日本が豚肉の市場として米中の草刈り場になるのではないか、いやそれどころか食料自給率がどんどん下がり、日本は米中に胃袋をつかまれ身動きが取れなくなるのではないか—。取材を元に著者はそう警鐘を鳴らします。
幕末の日本を皮切りに、アメリカへ中国へ。緻密な資料調査と丹念な取材で、時空をまたぐ物語となった本作品。1960年代、アメリカの種豚が援助の名の下に日本に送られたエピソードは圧巻です。

同じジャンルの書籍から探す

専業禁止!! 〜副業したら本業成果が上がる仕組み〜 カルピスをつくった男 三島海雲 日本語を使う日々 辻政信の真実 〜失踪60年−−伝説の作戦参謀の謎を追う〜(小学館新書) 読者ハ読ムナ(笑) 〜いかにして藤田和日郎の新人アシスタントが漫画家になったか〜 高田文夫の大衆芸能図鑑 和田秀樹、世界のマーチャンに会いに行く ウォールデン 森の生活 下 三浦光世 電子選集 綾子へ 〜妻・三浦綾子と歩んだ40年〜 会社員 自転車で世界を走る とまらない好奇心! 〜次の旅を夢見て〜 メタルカラーの時代6 ロケット深海艇の挑戦者 日本逆植民地計画 メタルカラーの時代14 クールアースの創世記 無理ゲー社会(小学館新書) 保育園義務教育化 社会の抜け道

次回配信の予定

2025 8/18 月曜日
  • 長井かおり 「自分に似合うメイク」の方程式、教えます! ~自分探し実践ドリル~/長井かおり

2025 8/20 水曜日
  • 一九八四+四〇 ウイグル潜行/西谷格

2025 8/21 木曜日
  • P+D BOOKS 幻影の構成/眉村卓
  • P+D BOOKS 日蔭の村/石川達三
abj

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号6091713号)です。
ABJマークの詳細、ABJマークを掲示しているサービスの一覧はこちら。https://aebs.or.jp/