生きる〜俳句がうまれる時〜

生きる〜俳句がうまれる時〜

小林凜

本体990円 + 税

読む

内容紹介

不登校の時間を支えたもの。

著者の小林凜は現在高校2年生。

凜は、小・中学校時代、壮絶ないじめにあい、

学校にも守ってもらえず、ほとんどの時間を不登校で過ごした。

そんな中、9歳の時「朝日俳壇」に初投稿、長谷川櫂氏の10句に選ばれる。

その後も次々と入選を続け、

11歳で出版した『ランドセル俳人の五・七・五』は、ベストセラーとなる。

現在高校生として、はじめて学校生活を楽しむ日々を送っている凜は、

本書で、孤独と向き合った小中学生の日々、

家族に支えられ、動物たちに愛情を注いだ日々を描き出した。

凜の感性を磨いた日々は11編のエッセイと79句になった。

本書を読んで、子どもの不登校を見守る母親は

「家族がこういうふうに接してあげればよいのだと知りました」

という感想を寄せてくれた。

凜を見いだした俳人の長谷川櫂氏は、

巻末に「闘う人」というタイトルで寄稿し、こう評する。

「孤立無援のただなかで凜君は俳句に出会い、俳句を作りつづけてきた。

 これらの句は小さな動物、小さな植物を虐げるものへの

 抗議と抵抗であることを忘れてはならない」。

 子どもの心に寄り添うすべての人の心に響く1冊です。

同じジャンルの書籍から探す

Mr.トルネード 藤田哲也 航空事故を激減させた気象学者 凶暴老人〜認知科学が解明する「老い」の正体〜(小学館新書) 三浦綾子 電子全集 遺された言葉 三浦綾子 電子全集 白き冬日 マリコはたいへん! 43才でもなぜ武田久美子でいられるのか 美ホルモンをアップして更年期を迎え撃つ 中上健次 電子全集16『中上健次 大いに語る』 将棋カメラマン 〜大山康晴から藤井聡太まで「名棋士の素顔」〜(小学館新書) 愛は愛とて何になる 三浦光世 電子選集 歌集・共に歩めば 〜妻・三浦綾子と歩んだ40年〜 ざこ検事件簿 罪作りな人々 総理の影〜菅義偉の正体〜 なぎさホテル 僕らが愛した手塚治虫 3 アメリカの活動写真が先生だった 抗争(小学館101新書)

次回配信の予定

2025 7/7 月曜日
  • あしたやさしくなれますように/はしもとみお

2025 7/9 水曜日
  • 妖怪サトリのウロコ落とし/長谷川まりる、てんてこ
  • 盗んで食べて吐いても/桜井美奈

2025 7/10 木曜日
  • P+D BOOKS 馬よ花野に眠るべし/水上勉
  • P+D BOOKS 苦の世界/宇野浩二
  • 演芸写真家/橘蓮二
  • ゾウがやってきた/ホリー・ゴールドバーグ・スローン、三辺律子
  • 渇愛 ~頂き女子りりちゃん~/宇都宮直子

2025 7/11 金曜日
  • 「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」と架け橋プログラム ~子どものためのスムーズな幼保小連携~/神長美津子
  • ポケモンをさがせ! あたらしいぼうけん/姫野よしかず
abj

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号6091713号)です。
ABJマークの詳細、ABJマークを掲示しているサービスの一覧はこちら。https://aebs.or.jp/