つかふ 〜使用論ノート〜
鷲田清一
本体1800円 + 税
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内容紹介
「つかう」を巡る、かくも深く、多様な論考。
「つかう」という言葉の様相をさまざまな観点から考え抜いた一冊。道具をつかう、出汁につかう、楽器をつかう……、同じ「つかう」でも、その意味はさまざま。この単語を契機に、意味を探り、使われ方の変遷を辿り、哲学はもちろん、民俗学、芸術学、料理本まで関係書物を渉猟し、考えを深めていきます。著者は、2015年4月から朝日新聞の朝刊に「折々のことば」を連載中の、現代哲学の第一人者である鷲田清一氏。「つかう」を巡り、ひとをつかうから始まり、道具の使用、民芸での意味の変遷、多種多様な身体用法、武道でのかけひき、保育・介護の場面での展開、ペットとのつきあい、ひとと楽器の関係など具体的な場に即して、徹底的に考え抜いた哲学エッセイで、鷲田ワールド全開の一冊です。ひとを、道具を、楽器を、衣服を、ペットを……、「つかう」を介して人はどのように、ひとと、社会と、世界と拘わっているのかを深く考察します。カバー写真と文中には、現代写真の先端で作品を発表し続ける、ヴォルフガング・ティルマンスの写真を採用。アートにも親和性の高い一冊です。
次回配信の予定
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2025 |
11/26 |
水曜日 |
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- 小学館版 新学習まんが人物館 平賀源内/岩田やすてる
- 新装版 続・森崎書店の日々/八木沢里志
- 世界一のワルい子ゴードン/アレックス・ラティマー、中井はるの
- 平原のモーセ/双雪濤、大久保洋子
- ミステリ作家、母になる/辻堂ゆめ
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2025 |
11/27 |
木曜日 |
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- 医師しか知らない 死の直前の後悔(小学館新書)/和田秀樹
- 危機管理の日本史(小学館新書)/島崎晋
- 箱根駅伝“最強ランナー”大塚正美伝説/飯倉章
- ポケモン サイエンスブック でんき ~光る、しびれる、つながる!電気のパワーにせまれ!~/岩崎孝之
- ポケモン サイエンスブック みず・こおり ~流れる、こおる、消える!? 水の不思議を探れ!~/神田学
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2025 |
11/28 |
金曜日 |
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- 学年誌 ウルトラふろく大全/秋山哲茂、円谷プロダクション
- 現代ユウモア全集 13巻 『涙の値打』 田中比左良/田中比左良
- 週刊ポストGOLD 薬の危ない副作用「大事典」
- 辻邦生電子全集 3巻 後期長篇小説(ロマン)『嵯峨野明月記』『西行花伝』ほか/辻邦生
- 百歳の景色見たいと母は言い/市毛良枝
- ゆきんこのレストラン/ながしまひろみ
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