わたしからはじまる 〜悲しみを物語るということ〜

わたしからはじまる 〜悲しみを物語るということ〜

入江杏

本体1440円 + 税

読む

内容紹介

わたしからはじまる魂の再生の物語。

読みながらいっしょに沈んでいく。
壊れそうになる。
最後に、極微の勁(つよ)い光に射ぬかれる。
——鷲田清一さん(哲学者)

繊細な、こわれものとしての「悲しみ」を、
粗略に扱わない社会のために、
静かに読まれるべき一冊
——平野啓一郎さん(小説家)

上智大学グリーフケア研究所非常勤講師として、
悲しみにある人々に寄り添う活動を続けている
著者の入江杏さんは、2000年に起きた
「世田谷事件」の被害者遺族です。

隣に住む、愛する妹家族を失った悲しみは、
6年もの間、語られることはありませんでした。
語りにひらかれたきっかけについて、まえがきにこうあります。

心ない報道、周囲からの偏見と差別、沈黙を強いる母への抵抗……
わたしは語りへと突き動かされ、無我夢中で心の断片を拾い集めました。
そのかけらから恥を洗い流してみると、そこには透き通った悲しみが顕れました。
——まえがきより

“被害者遺族はこうあるべき”といった世の中の「大きな物語」に抗い、
「わたしの物語」を取り戻し、魂の再生へと向かう軌跡の書です。

同じジャンルの書籍から探す

黄色い虫 ―船山馨と妻の壮絶な人生― 教養としてのヤクザ(小学館新書) ナイチンゲールの風が吹く 〜大関和と近代看護の物語〜 手塚番 〜神様の伴走者〜 女政治家の通信簿(小学館新書) 祖母姫、ロンドンへ行く! 弟は僕のヒーロー 女神の聖地 伊勢神宮(小学館新書) 中村吉右衛門 舞台に生きる 〜芸に命を懸けた名優〜 十年介護 しまむらとヤオコー −小さな町が生んだ2大小売チェーン− 牙 アフリカゾウの「密猟組織」を追って アメリカの活動写真が先生だった 食料植民地ニッポン 池上彰の世界の見方 東南アジア〜ASEANの国々〜 映画の不良性感度(小学館新書)

次回配信の予定

2026 10/6 火曜日
  • 逆説の日本史28 大正混迷編 南北朝正閏論とシーメンス事件の謎/井沢元彦
  • 銀座「四宝堂」文房具店8/上田健次
  • 黒百合姫は破産フラグを回避したい 腹黒王子は誘惑対象ではありません/マチバリ、中村ユキチ
  • 警察庁の女忍者/佐々木裕一
  • 神戸北野異人館に住む名探偵はスイーツをご所望です/来海空々瑠、多田由美
  • ご縁おむすび屋 継父の生姜ご飯/有馬美季子
  • 処方箋のないクリニック プライマリ・ケア/仙川環
  • 平家物語/林真理子
  • 偏差値70の自転車競技部 ステージ4 ロードレース編/松尾清貴
  • 私の方丈記1 70歳、これからは湯豆腐/太田和彦

2026 10/7 水曜日
  • あの子にしか行けない天国/木爾チレン
  • ある町の呪われた学校たち/鶴田法男、佐東みどり
abj

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号6091713号)です。
ABJマークの詳細、ABJマークを掲示しているサービスの一覧はこちら。https://aebs.or.jp/