つかふ 〜使用論ノート〜
鷲田清一
本体1800円 + 税
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内容紹介
「つかう」を巡る、かくも深く、多様な論考。
「つかう」という言葉の様相をさまざまな観点から考え抜いた一冊。道具をつかう、出汁につかう、楽器をつかう……、同じ「つかう」でも、その意味はさまざま。この単語を契機に、意味を探り、使われ方の変遷を辿り、哲学はもちろん、民俗学、芸術学、料理本まで関係書物を渉猟し、考えを深めていきます。著者は、2015年4月から朝日新聞の朝刊に「折々のことば」を連載中の、現代哲学の第一人者である鷲田清一氏。「つかう」を巡り、ひとをつかうから始まり、道具の使用、民芸での意味の変遷、多種多様な身体用法、武道でのかけひき、保育・介護の場面での展開、ペットとのつきあい、ひとと楽器の関係など具体的な場に即して、徹底的に考え抜いた哲学エッセイで、鷲田ワールド全開の一冊です。ひとを、道具を、楽器を、衣服を、ペットを……、「つかう」を介して人はどのように、ひとと、社会と、世界と拘わっているのかを深く考察します。カバー写真と文中には、現代写真の先端で作品を発表し続ける、ヴォルフガング・ティルマンスの写真を採用。アートにも親和性の高い一冊です。
次回配信の予定
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2025 |
4/15 |
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- 読んではいけない ~日本経済への不都合な遺言~/森永卓郎
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2025 |
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水曜日 |
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- あの日、タワマンで君と/森晶麿
- お茶の水女子大学こども園の春・夏・秋・冬 ~子どもも大人もワクワクする保育の提案~/宮里暁美、文京区立お茶の水女子大学こども園職員
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2025 |
4/18 |
金曜日 |
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